自転車といってもロードバイクやマウンテンバイクからママチャリ、リカンベントや折りたたみ小径車まで色々あります。そしてそれぞれに特長や強み、弱点があるのもまた事実。今回は、自転車旅行をするために最適な自転車をチェックしてみましょう。

①オールラウンダーはやっぱりクロスバイク

スピード重視ならロードバイク、未舗装地をガシガシ走りたいならマウンテンバイク。その間のオールラウンダーがクロスバイクです。ストレートハンドルがデフォルトで乗りやすさ重視。気軽に旅行を楽しみたいあなた向けの自転車です。

どっちつかずな感じはどうしても否めませんが、荷物をたくさん積んでも耐えられる頑丈さと、時速30km程度のスピードを出せる軽快さ、アップライトな乗車姿勢で視界が広いのも魅力です。

またコスト面もクロスバイクは魅力的。スポーツ車とシティサイクルの中間に位置するため、お値段も100,000円前後でイケてるデザインのものが手に入ります。

同時に、荷台を取り付けることを前提にデザインされているものが多く拡張性も十分。長距離の旅行で荷物が多くなっても安心です。

②スピード重視!一気に走れるロードバイク

ロードレース専用の自転車がロードバイクです。特徴的なドロップハンドルや軽い車体、細いタイヤなど、すべては「速く走る」ための装備です。一気に長距離を走りたいあなたに向いています。脚次第で一日に150km~200km走ることも可能です。

一度乗ってしまえば抜け出せなくなる魅力を持っていますが少々お値段が高め。安くても200,000円は当たり前。各メーカーとも速く走れるように、1gでも軽くなるよう心血を注いでいるためです。それゆえに乗り慣れれば時速30km~40km、いやそれ以上で巡航することも可能になります。

ただしスピードが高くなればなるほど停車には時間がかかります。事故が多いのもやはりロードバイク。ブレーキ操作はお早めに。

③道なき道を突き進め!マウンテンバイクの踏破性

マウンテンバイクは本来ダウンヒルのような「道なき道」を進むために考案された自転車です。下ることを主眼に設計されているため重量は重く、ロードバイクが7kg~11kg程度であるのに対しマウンテンバイクは14kg~18kgにもなります。

反面、荒っぽい運転がデフォルトなため、ちょっとやそっとの衝撃にはへこたれない頑丈さを備えています。特にダブルサスペンションを装備しているものは地面からの衝撃をほとんど吸収してくれて、踏破性はバツグン!

自転車旅行の行程に余裕があって、コースの中に未舗装地が多い場合はオススメの一台です。

④車体はそのまま、部品交換でカスタマイズ!

スポーツ車のありがたいことは、ほとんどのパーツがバラ売りされていること。自転車旅行での乗り方に合わせて、マシンをカスタマイズすることが可能です。

例えばあなたがマウンテンバイクを持っていて、ルートが舗装地ばかりだった場合。太いブロックタイヤは路面抵抗が大きくまた重量もかさみます。しかし3,000円程度の投資でスリックタイヤが手に入れば、走りやすさはグッとアップします。

ステムを換える、タイヤを換える……、そんなちょっとしたことで自転車は乗り味はガラッと変わります。旅行のスケジュールと装備の情報を自転車屋さんに伝え、ぜひカスタマイズの相談をしてみましょう。

今回挙げた自転車は、基本に則ったシンプルな構造なものばかりです。複雑すぎると整備性に欠けるため、自転車旅行には「自分でいじれる」ものがベスト。その中にも色々な種類がありますからショップの方と相談しながらベストな一台を探してみてくださいね。