今回は、「孤独」への対処法についてご紹介します。

行く先々での人との出会いは旅行の楽しみの一つですが、自転車旅行は移動そのものが旅行なので、案外、黙々とペダルを回している時間が長くなります。

自転車仲間と楽しくツーリングするのであれば気にも留めない話かもしれませんが、一人で自転車を走らせていると、時々フッと「孤独」を感じることがあります。

そもそもサイクリング自体、レースでもない限り孤独なスポーツであることは否めませんが、特に人通りの少ない朝夕の静かな山道を走る時などは、人恋しさも増してしまうもの。でも、それは人間が社会的動物であることの顕れですから、別に恥ずかしい事ではありません。

①SNSに書き込みをしてみよう!

そんな時、最も簡単でオススメなのが、SNSなどを利用した「リアルタイム旅行記」です。携帯電話やスマホから、facebookのタイムラインやMixiの日記に、どこまで進んだか、天候はどうか、バイクや身体の調子はどうかなどを書き込んでみましょう。

友達が「いいね!」を押してくれたり、コメントを書いてくれたりすると、寂しいときには本当にありがたいもの。「いいね!」の言葉はそのまま「Alle!(行けッ!)」に見えてきます。これだけで「明日も頑張ろう!」と思えるから不思議です。

とはいえ、一日中休憩のたびに書き込みをしていたのでは、読む側も大変です。頻繁に書き込みお知らせが届いては新鮮味がなくなって飽きてしまいます。だから、日中は走ることに集中して、宿泊場所についてから一日の行動を振り返り、一番ネタとして面白かったことを書き込みましょう!

②ネットに動画や文章を上げてみよう!

また、ブログやYouTubeなどにまとまった文章や動画を上げることもオススメです。走っている間に見つけた「ちょっといい風景」や「ネタになりそうな珍事」はぜひスマホの動画機能で撮っておきましょう。

編集にはスマホの動画編集アプリを使います。パソコンでの使用を前提にしたソフトのように細やかな機能や大きな保存容量(長い再生時間)はありませんが、無料のアプリでも字幕やフィルタを使ったハイクオリティな動画を簡単に作ることができます。

とはいえ、編集には慣れていてもそれなりの時間がかかります。編集そのものも楽しい作業ですから、スマホの充電が可能な場所で身体を休めつつ、気長にやりましょう。

今回は孤独への対処ということでお話ししていますが、SNSの書き込みや動画・ブログのアップは、もう一つ大切な役割を持っています。それは「あなた自身の安否の確認」です。

自分の身体一つと自転車一台に全責任を背負わせて行う自転車旅行は、やっている本人には楽しい遊びなのですが、他の人にとっては「キケンな行為」と映ることが多いです。

特に家族や友人などは「今日はアイツ、ちゃんと目的地まで走れたのかな?」と心配していることがほとんど。だからこそSNSなどで安否の情報が入ってくるのは嬉しいものなんです。

ここで紹介した「寂しさ対策」は、寂しくない人にとっては全く不要です。でも、何もしなかったとしても、「心配している人がいる」ということは忘れず、家族など、親しい人にはぜひ「旅行が順調に進んでいることを伝える連絡」は必ず入れましょう。